調査・レポート健康経営
女性の健康施策と健康経営度調査の評価
健康経営度調査に回答した2,938法人を、研修の対象の広さで並べ直す
健康経営度調査(2025年度・大規模法人部門)に回答し、評価結果の公開に同意した2,938法人のデータを、女性特有の健康課題に関する研修をどの従業員まで広げているかで並べ直した資料です。認定で問われるのは実施しているかどうかだけですが、評価は対象をどこまで広げたかで段階的に動きます。法人名は扱わず、分布と中央値で示しています。
この資料の主な数字
- 女性特有の健康課題に関する研修を何も実施しておらず、評価項目⑨が不適合になったのは270社、9.2%でした(2,938社、2025年度調査・大規模法人部門の評価結果公開データ、Flora株式会社調べ)
- 対象を1区分でも実施していれば、1,963社のうち1,961社が評価項目に適合しています。合否は実施の有無だけで決まり、対象が女性だけでも参加率が1割でも適合です(同上)
- 研修の対象区分数別に見ると、課題5の偏差値の中央値は0区分37.3、1区分48.5、2区分59.5、3区分71.2。1区分広げるごとに約11ポイント上がります(n=270/1,963/421/284、同上)
- 対象を限定せず全従業員向けに実施した1,918社の参加率は、中央値22.8%。34.4%が10%を下回ります。管理職のみを対象とした場合の中央値は84.5%、女性のみは45.0%です(分母は区分ごとに異なります、同上)
- 健康経営の効果検証のテーマとして女性特有の健康課題を挙げたのは325社、11.1%で、11テーマ中7番目でした(同上)
- 研修を3区分に広げ、かつ効果検証のテーマにも挙げている法人は67社、全体の2.3%です(同上)
この資料でわかること
- 研修を実施しておらず、評価項目⑨が不適合になった法人は270社(9.2%)
- 研修の対象が0区分と3区分の法人で、課題5偏差値の中央値は37.3と71.2
- 全従業員向けの研修は、3社に1社が参加率10%未満
- 業種ごとの中央値の差より、同じ業種の中のばらつきのほうが大きい
- 効果検証のテーマに女性特有の健康課題を挙げた法人は325社(11.1%)
こんな方におすすめです
健康経営推進・人事のご担当者
調査の方法
対象:健康経営度調査(2025年度・大規模法人部門)に回答し、評価結果の公開に同意した2,938社
方法:経済産業省・日本経済新聞社が公表した評価結果公開データをFlora株式会社が集計・加工しました
集計日:2026年9月
留意点:課題5の偏差値は、複数の設問から計算される合成指標です。対象区分数との並びは連動であって、因果を示すものではありません。公開に同意した法人に限った集計のため、日本の企業全体を表す数字ではありません
出所:経済産業省・日本経済新聞社「健康経営度調査」評価結果公開データ
引用について
本資料の数字は、出典を明記のうえ引用いただけます。
出典:Flora株式会社「女性の健康施策と健康経営度調査の評価」(2026年)
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