製造現場の作業長・リーダー層44名が参加|株式会社東芝産業機器システム様 三重事業所の生理痛体験ワークショップ事例
2026年 9月 14日

Flora株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役:クレシェンコ アンナ、以下「Flora」)は、株式会社東芝産業機器システム(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:伊藤渉、以下「東芝産業機器システム」)の三重事業所において、現場の作業長・リーダー層を対象とした「生理痛体験ワークショップ」を実施しました。本記事では、2025年11月に公表した事例の内容をもとに、製造業の現場で実施した際の背景、プログラム、参加者の反応を紹介します。
本取り組みは、製造現場を支える"ものづくりの現場"で、女性特有の健康課題への理解を深め、性別を超えた相互理解と配慮の文化を醸成することを目的に実施したものです。
事前に集めた現場で働く女性社員の声を踏まえ、当日は産業看護師による講義に加え、専用機器を用いた生理痛の疑似体験やナプキン・タンポンを使った実習、グループディスカッションを行いました。日々チームを率いる作業長・リーダー層が"見えない不調"を体感・理解することで、さらなる理解促進と職場づくりの推進につながりました。
製造現場での生理痛体験ワークショップ:背景と取り組み内容
東芝産業機器システムでは、三重事業所に勤務する女性社員を対象にワークショップ当日に共有する現場のリアルな声を集める目的で事前アンケートを実施しました。
アンケートでは、生理前や生理中、更年期などの体調変化により、身体的・精神的な不調を感じている社員が多いことや、トイレの利用や休暇取得のしづらさなど、製造現場ならではの環境面での課題があることが明らかになりました。
当日の講義では、これらの声をもとに現場で実際にどのような配慮やサポートが求められているのかを紹介。参加した作業長・リーダー層が、生理痛の疑似体験やグループディスカッションを通じて"見えない不調"への理解を深め、チーム全体で支え合うための意識を育む場となりました。
実施概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 実施日 | 2025年9月10日 |
| 場所 | 東芝産業機器システム様 三重事業所 |
| 対象者 | 作業長・リーダー層・業務で女性と関わりの多い方など44名 |
| 講師 | 産業看護師/更年期指導士 早川里実氏 |
| プログラム内容 | 講義/生理痛疑似体験(専用デバイス使用)/ナプキン・タンポン体験/グループワーク |
参加者アンケート結果
ワークショップ実施後の参加者アンケートでは、98%が「良かった」「とても良かった」と回答し、講師の説明は100%が分かりやすかったと評価しました。「今後の行動を考え、そして変えようと思いましたか?」という質問には、98%が「とても思った」「思った」と回答し、ワークショップを通して、今後の行動変容が促進できました。
また、参加者からは「このワークショップに参加しなければおそらく今後も経験することがない内容を知る(感じる)ことができた。非常に新鮮だった」、「生理痛の疑似体験や生理用品を実際に手に取ることで、女性がメンタル/フィジカルをコントロールすることの難しさ大変さを感じることができた」といった感想がありました。
東芝産業機器システム様 総務部 ご担当者様コメント
> 本ワークショップは、男性が「知らない」「わからない」「関係ない」と思っていたことを、まずは体験し、理解してもらうことを目的に開催しました。 > 会場では「この痛みで働き続けるのはつらい」「痛みで全然集中できない」といった驚きの声から「職場で具合の悪そうな女性がいたら、どのような配慮ができるか?」という今後のアクションまで、闊達な意見交換がなされました。男性同士でも、痛みの感じ方が全然違ったという声もあり、違いを知る大変貴重な体験になったと思います。 > 本ワークショップに参加した男性従業員の100%が「体験できてよかった」と回答しており、特に参加前は「生理痛について話すことすらタブー」と感じていた社員も「生理痛について知ることができ、今後職場での配慮で大変役に立つ」と実感してくれたようです。 > この理解を職場に広げ、今後も相談しやすい環境、周囲の理解・サポートの向上を目指し、全従業員で職場環境の改善に取り組んでまいります。
Floraの生理痛体験の特長
単なる体験だけにとどめず、講義やワークショップも同時に実施することで、社内改善につながる実践的なプログラムです。開催時間や規模、対象者も含めて、ご希望に合わせたカスタマイズが可能です。研修型に加え、展示会や社内イベントなどでも活用可能です。
職場の健康リテラシー向上、女性活躍推進の一環としてもご好評いただいております。
他社にはないFlora独自のポイント:
- 日常動作を伴う体験で業務影響を体感
- ナプキンワークで生理痛以外の課題も理解
- 当事者支援につながる"実践的な対話"の場を提供
同じ課題を持つ企業へ
製造現場では、トイレに立ちにくい、休憩のタイミングを自分で決めにくいといった環境要因が、月経や更年期の不調をより重くします。事前アンケートで現場の声を集め、それを当日の講義に反映させる進め方は、現場のリーダー層に「自分のチームの話」として受け止めてもらううえで有効でした。鉄道業での事例は「東急電鉄が取り組むDEI施策とは?」、更年期を含めた全社員向け研修の考え方は「更年期研修を全社員向けに実施する意義と進め方」、制度面は「生理休暇とは?」をご覧ください。
生理痛体験研修・ワークショップは、Wellflowとあわせて150社以上に導入されています。事業所単位での実施や、シフトに合わせた複数回開催にも対応しています。
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