従業員向け生理痛体験研修|トヨタ紡織九州株式会社様の事例

2026年 11月 6日

トヨタ紡織九州株式会社様の従業員を対象に実施した、生理痛体験研修の導入事例です。本事例は2026年10月27日に公表したもので、以下では実施の背景、研修内容、受講者アンケートの結果、ご担当者様のコメントを、公表内容にもとづいて紹介します。

Flora株式会社(以下Flora)は、トヨタ紡織九州株式会社の従業員を対象に、女性特有の健康課題への理解促進を目的とした「生理痛体験研修」を実施し、受講者アンケートの結果を公開いたしました。研修には同社社長にもご参加いただき、受講後のアンケートでは女性の健康課題への理解度が受講前の48%から90%に向上するなど、理解促進と行動変容への意識の高まりが見られました。

実施の背景

生理痛をはじめとする女性特有の健康課題は外見から分かりにくく、経験のない人にとっては仕事への影響を想像しにくいものです。

体調の変化に周囲が気づき、互いに声をかけ合える職場をつくるためには、知識に加えて「実感を伴った理解」が求められます。こうした背景を踏まえ、「体験」を通じて理解を深める機会として、本研修を企画・実施いたしました。

本研修の目的

本研修は、以下を目的として実施されました。

  • 女性特有の健康課題への理解促進
  • 不調のサインに気づき、声をかけ合える職場の雰囲気づくり

また、生理痛の疑似体験と製造現場を想定したケーススタディを通じて、業務への影響や、職場でできる気づき・声かけについて学ぶ機会を提供しました。

研修内容

本研修では、トヨタ紡織九州株式会社の従業員を対象に、生理痛の疑似体験を中心とした以下のプログラムを実施しました。

  • 女性特有の健康課題に関する講義
  • 専用デバイスを使った「生理痛の疑似体験」
  • ケーススタディによるグループワーク(気づけるサイン・声かけの検討)

参加者は痛みの強さを段階的に体感したうえで、製造現場を想定したケースをもとに「どんなサインに気づけるか」「どう声をかけるか」をグループで話し合いました。

アンケート結果:理解度は受講前48%から受講後90%に

研修後に実施したアンケート(回答者21名)では、参加者の高い満足度と、理解促進・行動変容への意識の高まりが見られました。

研修全体の満足度については、回答者の100%が「満足」と回答し、そのうち81%が「とても満足」と回答しました。

また、「今後の行動を考え、変えようと思ったか」「他の社員にも推奨したいか」という問いに対しても、いずれも100%が肯定的に回答しました。

女性の健康課題への理解度(「ある程度理解している」以上)は、受講前の48%から受講後は90%へと大きく向上しました。さらに、生理痛がある状態でのパフォーマンスは、普段を10とした場合に平均3.9と回答されており、生理痛が業務に与える影響の大きさを実感する結果となりました。

設問(回答者21名)結果
研修全体の満足度100%が「満足」、うち81%が「とても満足」
今後の行動を考え、変えようと思ったか100%が肯定的に回答
他の社員にも推奨したいか100%が肯定的に回答
女性の健康課題への理解度(「ある程度理解している」以上)受講前48%、受講後90%
生理痛がある状態でのパフォーマンス(普段を10とした場合)平均3.9

参加者の声

参加者からは「知識は覚えられても、男性では分からない痛みを体験でき、より深みが出た」「想像以上に個人差があると感じた。意識して声掛けをしていきたい」「顔色や話し方をよく観察し、体調の変化に気付けるようにしたい」といった声が寄せられました。

トヨタ紡織九州株式会社様 ご担当者様コメント

参加者からは、生理痛を疑似体験することで、女性特有の健康課題をより身近に捉え、職場でのコミュニケーションやサポートについて考える良い機会になったとの声がありました。

今回の研修を一過性のものとせず、女性特有の健康課題への理解をさらに深め、体調や困りごとについて互いに声をかけやすく、安心して働き続けられる職場づくりにつなげていきたいと考えております。

Floraの生理痛体験プログラムの特長

Floraの生理痛体験プログラムは、専用デバイスによる疑似体験だけでなく、基礎知識を学ぶ講義や生理用品を使用した体験、職場での対応を考えるグループワークを組み合わせています。

参加者が「痛みを体験して終わる」のではなく、症状の個人差を理解し、日常のコミュニケーションや職場環境の改善につながる行動を考える、実践的なプログラムです。

開催時間や規模、参加対象者、講義内容などは企業ごとの課題に合わせてカスタマイズでき、研修形式のほか、社内イベントや展示会などにも対応しています。

Flora独自のポイント

  • 日常動作を伴う体験を通じて、仕事や生活への影響を考える
  • ナプキンなどの生理用品を用いて、痛み以外の負担も理解する
  • 症状の個人差を前提に、当事者への支援につながる対話を行う
  • 各企業の職場環境や課題に合わせて内容を設計する

同じ課題を持つ企業へ:生理痛体験研修の事例から

不調のサインに気づき、声をかけ合える職場をつくりたい。今回の研修は、こうした目的に対して、生理痛の疑似体験と製造現場を想定したケーススタディを組み合わせて取り組んだ事例です。

生理痛体験研修は、2026年10月時点で100社以上・延べ1万人以上に実施しています(Flora社調べ)。研修の内容や進め方は「生理痛体験研修・ワークショップ」のページで、疑似体験の仕組みや当日の流れは「生理痛体験研修とは」で解説しています。男性社員を対象に4拠点で実施した例としては「キリンエンジニアリング株式会社様の事例」もあわせてご覧ください。管理職向けに研修の形式を比べる観点は「男性管理職向け「女性の健康」研修の選び方」にまとめています。

費用は実施形式と規模により異なりますので、個別のお見積もりでご案内しています。

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